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執筆者の写真山口ゆりの

撮影中のあるママのエピソード

今日は撮影中のあるエピソードをお話しします。


撮影中のベビーの様子を見ながらママに対して

「ママが近づくと目がキョロキョロして眠りが浅くなってますね。

ママの声や匂いがよくわかっているんですよ、ママのことが大好きなんですね〜

とっても賢いお子さんですね」と

お声をかけるとそのママは泣いてしまわれました。


お話しを伺うと

“寝不足と慣れない育児で「可愛い」と思えない瞬間がある。

自分がすごく情けなくて、子どもに対して申し訳ない、

私は育児が下手でダメな母親なんだと思っていたけど

そんな風に子どもが感じてくれていることを知ってすごく嬉しい”

と涙ながらにお話しされました。


それを見ていたパパもとても驚かれたご様子で

“妻も僕も、とても楽しみにしていた子どもだったので

そんなに辛い思いをしているなんて予想もしていなかったし

全く気づいていませんでした。

この機会に妻の気持ちを知れてよかったです”

とお話しされました。


私たちが撮影でご家族様と関わる時間は、ほんの数時間です。

けれども、その一瞬の関わりが

そのご家族さんの育児に対して大きな影響を与えることがあります。


「ニューボーンフォトグラファーは

ママやベビーのプロではなく撮影のプロです」と話された方がいました。


それもまた事実ではあると思いますが、ママパパにとってはどう見えているでしょうか?

撮影だけのプロであって本当に良いのか。。。


ママパパにとっては本当に大きな影響を与える

繊細な時期に撮影をさせていただいているということを忘れずに

丁寧な関わりをお願いしたいと思います。

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